日本美容外科学会(JSAPS/JSAS)の違いと所属する価値や重要性について

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美容医師としてのキャリアを築く中で、日本美容外科学会に所属するかどうかは重要な決断です。日本美容外科学会には、JSAS(Japan Society of Aesthetic Surgery)とJSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)の2つの異なる団体があります。この記事では、これらの団体に所属する価値と所属すべきかどうかを考えるための情報を提供します。

今さら聞けない日本美容外科学会の基本情報

日本美容外科学会(JSAPS)

設立: 1977年(昭和52年)

目的:

  • 美容外科の専門性を高め、形成外科の知識と技術を共有
  • 美容外科の安全性と質を確保するためのガイドライン作成

活動内容:

  • 専門教育プログラムの提供
  • 国際学会との交流

特徴:

  • 形成外科医を中心とした専門性の高い団体
  • 高い倫理基準と専門性を重視

美容外科学会に所属する3つのメリット

1. 知識のアップデート

最新の術式やデバイスの情報を得る機会

学会では、新しい術式やデバイスに関する発表が多く行われます。これにより、最新の治療法や技術を直接学ぶことができます。また、前回の発表からの経過報告など、学術的価値の高い情報も提供されます。

ポイント

  • 学術的価値の高い発表
    • 長期的なデータや経過報告など、研究成果を学ぶことで、自分の施術にフィードバックを与えることができます。
  • 最新の術式とデバイス
    • 最新の美容外科技術やデバイスの発表があり、これにより現場での実践に役立つ知識を得ることができます。

2. 情報収集

業者とのネットワーキングと人脈の拡大

学会では、多くの医療機器メーカーや製薬会社などの業者が出展しています。これにより、新しい製品やサービスについての情報を収集することができ、業者との関係を構築することで、最新の情報や特別なオファーを得る機会が広がります。

ポイント

  • 業者の出展
    • さまざまな業者が新製品やサービスを紹介するため、最新の市場動向を把握することができます。
  • 人脈の拡大
    • 業者だけでなく、他の医師とも交流する機会が増え、人脈が広がることで、自分のクリニック運営や治療法に新たな視点を加えることができます。

3. モチベーションの維持

専門分野での知識と技術の深化

学会に参加することで、専門分野の知識と技術をさらに深めることができ、自己実現を目指す上で大きなモチベーションとなります。専門家としての自信を持ち続けるためにも、学会での経験は重要です。

ポイント

  • 専門知識の深化
    • 定期的に学会に参加することで、自分の知識を常に最新の状態に保つことができます。
  • 技術の向上
    • 実際の症例発表やハンズオンセミナーを通じて、具体的な技術を向上させることができます。
  • 自己実現
    • 学会での活動を通じて、専門家としての自己実現を目指し、長期的なキャリア形成に役立ちます。

JSASとJSAPSどちら加入するべきか

JSAPSJSAS
会員資格医師免許
日本形成外科学会正会員
日本医師免許
特徴形成外科医中心、専門性の高い美容外科、国際的な交流も盛ん幅広い美容外科をカバー、国内外の学術交流を重視
入会審査厳格な審査が必要比較的緩やか
加入条件

JSASは、美容外科の幅広い分野をカバーしており、国内外の美容外科医との交流も盛んです。そのため、総合的な美容外科の知識を深めたい方や、様々な分野の美容外科医とつながりを持ちたい方におすすめです。

一方、JSAPSは、形成外科医を中心に構成されており、美容外科の中でもより専門性の高い分野に特化しています。形成外科の専門知識を深めたい方や、国際的な基準に基づいた美容外科を実践したい方に向いています。

どちらを選ぶべきか?

どちらの学会を選ぶかは、あなたのキャリア目標や専門分野によって異なります。

  • 総合的な美容外科の知識を深めたい方: JSASがおすすめです。
  • 形成外科の専門知識を深めたい方: JSAPSがおすすめです。
  • 国際的な視野を持ちたい方: 両方の学会とも国際的な交流が盛んに行われています。
  • 形成外科学会の正会員でない方: JSASしか選択できません。

悩ましいケース:形成外科専門医の資格を持っている場合

形成外科専門医の資格を持っている場合は、JSAPSとJSASのどちらにも入会できる可能性があります。しかし、JSAPSは形成外科専門医の資格が必須であるため、JSAPSの方がより専門性の高い環境で学ぶことができます。

どちらを選ぶべきか迷っている場合は、以下の点を考慮してみてください。

  • あなたの専門分野: 形成外科の特定の分野に興味がある場合は、JSAPSの方が良いでしょう。
  • 将来のキャリアプラン: 国際的な活躍を目指している場合は、両方の学会のメリットを活かすことができます。
  • 学会の活動内容: 各学会の学術集会や研究会の内容を比較し、自分に合ったものを選びましょう。

まとめ

JSASとJSAPSは、どちらも魅力的な学会ですが、それぞれ特徴が異なります。どちらを選ぶかは、あなたのキャリア目標や専門分野をしっかりと考え、自分に合った方を選択することが大切です。

もし、どちらの学会に入会するか迷っている場合は、それぞれの学会の公式サイトを詳しくご覧になり、ご自身の状況に合った方を選択することをおすすめします。

補足:

  • 過去に、JSASとJSAPSの統合に関する動きがありましたが、現在は両学会が並存しています。
  • どちらの学会に入会しても、美容外科医としての専門性を高めることができます。
  • 複数の学会に同時に所属することも可能です。
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この記事を書いた人

NRSK JAPANのアバター NRSK JAPAN ビューティメドラボ代表

美容医療業界において、経営、マーケティング、店舗開発、運営などあらゆる分野で豊富な経験を持つエキスパート。いつか誰かの役に立つ人になりたくて「ビューティメドラボ」を開設。加速する老化に逆らいながら、化粧品検定3級の資格を活かしてこれまでに培ってきた知見を書き残しています。
令和3年12月9日:初めての美容クリニック開業まるわかりガイド執筆開始(すぐに頓挫する)
令和6年7月1日:ビューティメドラボ公開
令和6年8月31日:化粧品検定3級合格
防火管理者としての経験も併せ持つマルチな才能を存分に発揮すべく、ビューティメドラボの更新活動を精力的に行っている。