美容クリニック開業に適した物件探しについて30秒で理解できるように要点をまとめました。これには、物件選びのポイントや注意事項、商圏調査の重要性、競合のマッピング、融資を受ける際のデータづくり、不動産屋との付き合い方、内見のポイント、工事業者の選び方、契約前の確認事項など、慣れていないと忘れがちなポイント解説です。
商圏調査の必要性

少なくとも東京においては商圏調査よりも物件探しが重要とされています。商圏調査は主に融資を受ける際の事業計画の根拠として利用されますが、実際には開業後の影響は少ない印象です。
商圏調査をやるとしたら
商圏調査はコストをかけずに自分で行うことも可能です。融資の根拠として利用する場合には、金融機関へ相談のうえ求められる情報を調査すればOKです。
美容クリニックに適した立地とは

扱う診療内容によって適した立地の考え方が違いますが、
「通いやすい」より「話題のクリニック」の方が優先順位が高い
平成時代の美容クリニックの立地選びといえば、アクセスの良さや知り合いに会わないことが優先されていたこともありますが、令和時代の集客力に立地の優位性はさほどない印象です。
話題のクリニックとは
語弊を恐れずに言えば技術力よりPR力の高いクリニックという意味です。
物件探しのテクニック
美容クリニックの開業に適した物件を見つけるためのポイントを箇条書きでまとめます。
内見の重要性
必ず自分の目で物件を確認し、不動産屋任せにしないこと!
- 物件の種類
- 美容クリニックの居抜き物件: 前の借主が美容クリニックであれば、保健所への届け出がスムーズ。
- フリーレント交渉: 入居後すぐに営業を開始できないため、家賃が無料になる期間を交渉することが重要。
内見時の確認事項
- 契約前の確認事項:
- クリニック名のオーナーへの確認。
- 実寸測定と契約面積の確認。
- 窓ガラスへの掲示物や外看板の設置条件。
- 最大使用電力量と契約可能電力量の確認。
- 空調設備の有無、移設や増設の可否。
水回りの位置、ガス滅菌の予定、レーザー機器の電力量と同時使用台数など、契約前に折り合いを付ける必要があります。
工事業者の選定
工事業者の選び方
診療所開設の経験がある業者に依頼しないとエンドレスやり直しになる
- 工事費用:
- A工事: ビルの建物本体に関わる工事でオーナー負担。
- B工事: 専有部の設備や配管工事で借り手負担。
- C工事: 内装や什器の設置工事で借り手負担。
複数の仲介業者に問い合わせ
- 仲介業者の活用: 3社以上に問い合わせることで、掘り出し物件や居抜き物件の情報を得やすくなる。
物件契約後の交渉は難しい
不動産業界に甘い考えは基本的にありません。契約前に納得いくまで確認し、交渉することが重要です。
